寛大であれ

久しぶりに酷い人種差別受けて、時差ボケと子供連れということで疲れも溜まっているからこたえたな〜 _(:3 」∠)_

ハルピーをガラコンサートに連れて行ったら、後ろのイギリス人夫婦がはじめから嫌味をずっとブツクサ言ってくる。いや、この国は年齢制限がないんですよ。別に前の方の席に子供がいてもいいんですよ。子供に寛大な国だと思います。このご夫婦は私たちがアジア人なもんだから気にくわないらしくて。。。とにかく、アジア人が嫌いらしい。何か文句言うポイント見つけてはネチネチと言ってくる。

「おたくら、音楽じゃなくて、人の批判を楽しみに来たんですね」くらいの皮肉を言ってやりたくなったけど、絶対ケンカになるからママはこらえたよ〜 

ハルピーは別に騒ぐわけでもないし。大人しく座って、スメタナの音楽を喜んで大人しく聴いてましたよ。途中で寝たら、またそれでもグチグチ。「子供が来るなんて!」と。そうですよ、質の高い子守唄聴かせに来たんですけどね〜 買った時間と機会をどう使おうが自由でしょ。

正しくあることを重視する人達なんですよね。人には見せるべき姿を見せることを要求する人達。正しくあることと、礼儀正しくあることは違う。

まあ、ここは観光地ですから、お客の中にはヨーロッパ人もいるわけで。ジーンズとTシャツと革ジャンで、ドレスとタキシードのカップルの横に座ってる人もいるし、携帯録画とかしてる人もいるし。だけど、ヨーロッパ人だからそこは免除されるみたです。ほぉー  

途中で矛先がその夫婦の後ろの中国人に変わり、コンサートが終わったら即大声で怒鳴り散らしてました。「携帯操作の音がうるさい!」から始まり、どう考えてもおかしいよね、という批判内容になり、、、中国人だから嫌なだけだと思う。「怒鳴ったところであなたの言動は正当化されるもんでもないですけど」と喉元まで出かかりましたが、こらえました。

何とも残念な夫婦ですね。残りの人生もその狭い視野で世界を見ていくんですかね〜

経験不足で視野の狭い夫婦なんだとは思いますが、アジア人だからということで公然とはずかしめる行為は非常に不快でした。中国人なしにもはや自国の経済は成り立たないのに。ボソッ

ヨーロッパにきたら、とにかく同じ土俵には立たせてもらえません。仕方ないです。彼らの知ってる他文化情報には限りがあるから。私たち日本人が南米やアフリカの文化をあまり知らないのと同じですよね。中国や韓国をけなす記事やニュースが日本人に好まれているという事実も、日本人の中にある根深い人種差別です。

よく知らないまま他文化を批判して安心しているようではだめです。情けないです。無知であることをさらけ出してるだけだと思います。ハルピーよ、色んなところに出て行って、辛いとは思うけど、耐えて、学んで、寛大な人間になっておくれ〜 

もちろん、え?って耳や目を疑う外国人や同国民の姿を見かけることはありますけどね!笑 だけど、時に、そんな姿を見て、「あ、お腹の中と行動が一緒で気持ちいいわ!」と思うこともあります!ストレートで素直じゃん!って可愛く思える。

ノーベル賞をもらった中山教授も話してましたものね。科学雑誌に論文を取り上げてもらうには、まずパーティーで社交して、自分を知ってもらい、なおかつ認めてもらわないといけない、と。それでそんなに好きでもないワインも必死で勉強されたそうです。パーティーで気の利いたワインのコメントしたり、知識があると、途端に同じ土俵に乗せてくれたりします。

わかる。全然レベル違うのに勝手に同じ土俵に乗せてすみませんが^_−☆ ワインや乗馬を知ってると、とりあえず、話を聞いてもらえます。

中山教授も、論文よりもまず、自分の目を見て何気ない会話をしてもらい、自分の存在と名前を覚えてもらうことで必死であったのだと思います。論文はその後なんですよ。

私は10年以上前にメキシコを旅行した時に、隣りに座ったアメリカ人夫婦が、私が頼む料理とワインと同じものを次々とオーダーし、ずっと批判されるという経験をしました。「この横にいる日本人の味覚は未熟だ」とか「こんなワインを美味しそうに飲んでる」とか。

同じ土俵に立たせてもらえないけど自分がその国や文化の中でやっていきたいなら、努力して「敵」の文化の良いところや誇りを知るしかないです。知識や技術を増やすしかない。

年月と経験は私を大人にしてくれましたよ。今日の約1時間は、イライラしたし、なんでガラコンサートまで来てこんな思いするんだ、と何かを呪いたい気持ちにも一瞬起きましたけど、そのメキシコのことも、フランスの地下鉄でツバ吐かれたことも、リオンで子供にピザの上にコップで水をかけられたことも(その子の母親は、困る私を見て喜んでいた)、今日のことも意味があって起こっていると思えるようになりました。

私に何かを気づかせるため、成長させるため、はたまた過去の自分の失態を埋め合わせるために起きている。だから、怒りを鎮める、流す、目の前の音楽を楽しむ、という、普段スクールで教えていることに集中。

思い起こせばコンサートの前からオカシな兆しは来てました。ホテルの部屋の中に置いておいたハルピーのオモチャが盗まれたし、それに気づいた時に腕時計が止まったし。

コンサートが終わってからクロークに預けたコートの首の金具が壊れてきたし。

ふわっと浮かんだことは、チェコという列強に囲まれた国が生き残るために選択した道が「他文化を受け入れる」ということだったのかな。と。何か強力な産業や輸出品がある国ではない。観光で稼いでるんですよね。となると、世界中の文化を受け入れるしかない。受け入れることで観光客を増やして収入を得る。有色人種嫌い、中国人のマナー嫌い、とかあると思うけど、取り敢えず差別的な行為は受けたこととか見たことないです。もちろん、あるとは思いますよ。私が見てないだけで。だけど、18年前に感じたことも同じようなことだった。愛想がいいですよね、どのお店も。当時はそれが頭では認識できなかったけど、不思議な居心地の良さを覚えました。

無宗教の人が国民の70%を占めるらしいですよ。それより精霊とか幽霊とか錬金術を信じるのかな?

と、長々と書きましたが、つまるところ、本日も良い一日でした。クロークでもらった札の番号も222でしたし!最近は色んな生徒さんや卒業生、クライアントさんから、2222とか2のゾロ目をたくさん見る、というご報告をいただいてます。

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