スクールでは、ハイヤーセルフと繫がることを大切にしています。なぜなら、ハイヤーセルフは空の高い所から自分とその周りの状況をよく見渡しているから。ですが、言葉で表現すると誤解を生み易いですが、繫がっているはずが、コミュニケーションが上手く取れなくなることもあります。
地上の自分が、雲の上にいるハイヤーセルフと電話線でつながっていると思ってください。
いつでも電話はONになってて、いつでも会話は出来るし、スピリチュアルなトレーニングを積むと、パッと繫がることが楽になります。
だけど、曇りの日とか、空を飛行機が飛んだりすると、相手の声が聞こえなくなることってありませんか?
いつでも繫がっているんだけど、時に聞こえにくくなる。
また、聞こえてる、繫がっているという自信から慢心が起き易くなる時期がきます。サイキック能力を開花させていく過程で出現しやすい勘違い。私ってすごい。誰々より進んでる、みたいな。
ご本人は気付かないまま、ゆっくりと、時にもうスピードでそこから、体調を崩したり、精神を崩したりするケースもあります。
自分の立ち居値、人間らしい感覚は常にチェックしないといけません。高次のエネルギーも大切ですが、低次のエネルギーももたないといけません。それが人間ですから。気をつけないと、非人間的な存在になってしまいますし、思考や身体を乗っ取られます。
ハイヤーセルフと繫がっている、というのは特別なことじゃなくて、みんながそうなんです。パイプを太くしたりするには訓練は有効です。
また、繫がっていたとしても、語りかける努力をしたとしても、自分の心が澄んでいないと、方向性を誤ります。メッセージの解釈がずれます。エゴが勝りますから。
とても残念なことです。
最終的には謙虚さと自己洞察力と心なんだな、と最近よく思います。透視ができることより、ヒーリングができることより、心と人格を磨くことが基本ですね。