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紫色の第七チャクラ

楽しみにしていた、イスラエルのマスターのクラスを受講してきました。

皆さんはクラヴ マガをご存知ですか?

護身の訓練です。最小限の力で、相手も自分も傷つけることなく危険から逃れる術とでも言うのでしょうか。強盗や強姦に合った時に、とっさの判断で命が決まります。クラヴ マガでは、効率よく相手の力を封じ込めたり、効果的な一撃を入れることを学びます。

最近ではタレントさんがクラヴ マガを学び、スタントマンのテクニックとかも入れて派手なアクションに使われることで有名になったそうです。

イスラエルでは、全国民が兵役に行きますが、そこでクラヴ マガを習うんだとか。イスラム教徒とのイザコザも絶えないですしね。


剣で脅された時、剣が自分のどこにどのような形で突きつけられ、周りには誰がどこにいるのか、逃げ道はどこか、などをとっさに判断します。お金をあげて済むならそれで良いのですが、手の位置、視線、お金を渡す時のコツなどを教わります。それではことが収まらないときは最低限の動きで護身の攻撃をします。

マスター ヤニロフは、はるばるイスラエルから来日。コースはすぐに満席に。当日はゴッツイお兄さんに囲まれて、はじめはビクビクしましたが、5時間のほぼノンストップでのトレーニング。沢山の収穫がありました。

クラヴ マガは単なる護身術ではなく、身体の動きや心理などが研究されつくされた総合的なシステムです。

私のようなど素人は殆どいない状況でしたが、マスターは基本的なことから教えて行きます。沢山のジョークをまじえて。噛み砕いて説明してくれますし、私たち日本人はイスラエルのような常時緊張感のある社会で生活してきていません。銃やナイフを見ることも殆どありません。だから、きっと説明が難しかったことだと思います。

危険を知らない人間が危険な状況を想像するのは難しい。乏しい経験と想像力。「さあ、本気で攻撃者になるんだ。なって相手をこのように攻めなさい。そうしないと、君が組んだ相手の練習にならないんだ。本気で怒りを出して叫んで!」とマスター。

このコースの受講者は半分くらいが外国人でした。私はクラヴ マガを普段お父さんと一緒に習っていると言うドイツ人の高校生のおんなのことよく組みました。「色んなストレスがあるの。それらを発散させるためにはこれが良い、とお父さんが習わせてくれてる」と。さすがはドイツだと思いました。メンタルケアの理解と実践レベルが日本と大違いなんですよね。

さて、この子とは、そうやって怒りながら、叫びながら突っかかっていきました。

怒りを出す。

「何でもいいんだ!俺の彼女寝とったな!金盗んだな!俺の母ちゃんの悪口言ったな!騙したな!でも何でもいいんだ。リアルに君の怒りや攻撃性を出すんだ!」と何度も言うマスター。

組んだ女の子は、とても繊細で、怒りをこころに溜めているのがわかりました。

怒りの裏側にあるのは悲しみですよね。

普段は隠している怒りや悲しみを思いっきり出していく。相手に突っかかる。それを受ける側はうまく阻止する。何度も同じ所作をやらされます。

私の大きな発見は、私の中の怒りがかなり消えていたと言うこと。怒りたくなるようなシチュエーションや記憶や体験や人物を思い起こそうとするんですけど、殆ど出てこない。ないと言えば嘘ですが、こんなに減っていたのか、と。

そして、怒りを出しているうちに、浄化が進み、自分の頭の中のエネルギーが紫になっているのがわかりました。

集中して闘うとき、脳の中が無になるんです。

そして、マスターの頭のエネルギー、第六チャクラ、は常に紫でした。彼はリラックスしながらも、適度な緊張感を持っている。常に。恐らく24時間。それくらいの達人でないと本物のナイフや剣や銃での訓練なんて教えられないと思います。私たちはもちろんダミーでやるんですけど。

彼は常に色んな所に意識がいくが、それらを総合的に捉えることができている。点と点が線でつながっている。意識は色んな所に広がるが、オーラは広がらない。グラウンディングもしっかりしている。肉体のところに全てがおさまっている。口に出す言葉も瞬時に1つ1つ気をつけて選んでいました。

スピリチュアルな指導者として学ぶことが沢山ありました。今後の透視コース、マリドル、ワークショップなどで活かしていきます。特に透視リーディング、クレアボヤント リーディングでは、集中力と瞬時の判断が鍵となります。


人生初です、ヘブライ語の修了証。嬉しい!

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