ツインソウル, 未分類

自分を大切にするということ 〜ツインソウル〜

2年前の夏にスペインで出会ったポーランドの女性から昨晩連絡が入りました。「あなたがくれた、彼氏と1度別れなさいというアドバイスに従って正解だった。今は心には平和があって、気持ちも晴れ晴れとして、素晴らしい人々に出会ってる」と。

大好きだけど、1度は永久に手離した方がいい人間関係はあると思うんです。「永久に」というのは、「この人生では」という言葉に置き換えられるかもしれません。魂には永遠の別れというものら存在しないです。私たちは元々ひとつのところから来ているから、別れてもまたそこに戻るし、高次のレベルでは実はいつでも繋がっている。

彼女と話したのは、スクールで開かれたバスツアーの中。私よりずっとスペイン語ができる彼女とは同じクラスではないから普段は話さなかったのですが、たまたま横になり、話していたら、パキスタン人のこと彼氏がいるが、煮え切らない。どうしたらいいのかわからない。別れた方が良いのかもしれないけど、本当に大好きなの、と。

ご両親がパキスタンからアメリカに移住し、アメリカで生まれ育った彼は、教育費が無料のポーランドの大学へ。ポーランド語で医学を勉強しているけど、言葉のハンディやもともとのシャイな性格のため、友達もなかなかできないし、勉強も進まない。アメリカにいるご両親には、もちろん彼女のことは内緒。親がお嫁さんを決める文化ですからね。彼もその道を辿る1人。彼女のことは好きだろうけど、親に反抗する気力はない。

甘えん坊で、必要なものは彼女がほぼ与えている。住む家もバイクも食べ物も。彼は言葉の壁もあるため働けないので彼女がセラピストとして貰うお金で生活している。

「彼なりに頑張っているの。わかるの。でも、つまるところ人生に悲観的な態度なのよ。夢とか希望とかは口にはするけど行動が伴わないの。どうしたらこの人が良くなるんだろうかと何年も努力してきたけど、改善は見られない」と。

彼女は23歳で東欧の人だけど、パキスタンの文化的な側面は若い割りに理解していると思いました。彼が置かれている家庭的な圧力も。

彼の根本的な問題が、心が弱いこと、両親のいうことを聞くべきだという強いプログラミング、自分の人生を主体的に生きられない、諦め、であることもよくわかっている。

だけど見捨てられないんですよね。

オーラをリーディングしていくと、彼のアフリカでの過去世が見えました。医者。部下を4名ほど後ろにして廊下を歩いている。背の高い黒人で黒い肌と天然パーマのかかった髪の毛。赤いシャツ。Bossyな威圧的な態度で指示を出している。今生の彼とは全く違う性格。

どうやら、彼は今回の人生でもアフリカ時代のような医者になることを無意識で選んでいる。なぜか。当時の彼はそのような高飛車な態度でいられるだけの地位があった。威張ること、権威を振りかざすことが許されていた。「もう一度医者になれば、人に見下されることもなくなる。堂々としていられる。彼女からも尊敬される」とどこかで思っている。

本当に医者になりたいという感情は、彼のオーラの中にはありませんでした。ならないといけない、アメリカを離れてきたし、医者にならなければ両親が悲しむ、心配する、というエネルギーはありましたが。

彼女に対しては深い信頼があり、大切にしたいという誠実さはある。だけれども、現思い描いている青写真からは程遠い所にいる自分が歯がゆい。

一旦関係を終わらせることが最善の選択だと思いました。彼女に伝えると「どうやって彼は暮らしていくの?私以外に心を開ける友達もいないし」と。「でも、このままでは彼は成長しない。賭けに出るしかないのよ」と伝えました。

「そうよね。私はポーランドから出ないといけないとも思ってるの。イギリスかスペインで働きたい。その方が収入もいいの。私、このまま今の生活は続けたくないの。ポーランドでは満足できる仕事はないから」と。

若いっていいですよね!特に欧米は若いうちから自立することを教えられるから、精神的に強い人が多い。若いからこそ失敗しても取り返せる。再起のチャンスの捕まえ方も学べる。

それから半年後に、「彼とは別れたわ。とても悲しい。でも、私の思いは伝えた。嫌いなわけじゃないけど、今のあなたとは未来が描けないと言ったら泣いていた。」と連絡がありました。

そして、今はスペインのバレンシアに住んでいるそうです。ありがとう、って言われて私も安心しました。とても辛い選択だったと思う。そして、彼女は彼を待つことなくどんどんと先に自分のやるべきことをやり、輝いている。たまにネットで見かける写真が、どれも楽しそう。大きなものを手放して、手の中を空にした時、今まで描けなかったような仕事や出会いが飛び込んでくる。自分に自信がつく。

「人生が好転している。アメージングなの!これは恵がよく言うエネルギーのせいなの???」という漠然とした質問が来ました 笑 「あなたの自分を大切にしようという意思があなたのオーラのエネルギーを変えた。1つ扉を閉めれば新しい扉が開く。視界が広がり、今まで見えていなかったものに気づくのよ」というお返事にしておきました。

聞かなかったけど、多分新しい恋人はいないと思いました。元カレさんへの想いはまだあるし、見守ってるのだと感じました。彼女は今は辛いから他の人を探す、というタイプの人間ではなく、ベストなものだけを選り好みして受け入れるタイプの人だから。いっとき遊ぶというのができない性質です。でも、元カレさんより良い人が出てくることもエネルギーでは許可してました。このまま誰かに敷かれた人生のレールを進む元カレさんには魅力を感じないから。元カレさんが変わるか変わらないかはとう彼の選択です。彼女はやり切りました。やり切ると人はまた一つ先に進める。

あの乾いた空気とサンサンと降り注ぐ太陽の下で楽しく飛び跳ねてね!私もそのうちまたジョインしたい。。。

と書いていたら、卒業生から連絡。「瞑想していたら先生が見えましたよ。コルドバの建物の映像が先に見えて。心のオアシスはここと言ってる過去世の男性姿の先生見えました。誰かに頼られてて疲れてるのかな?オレンジとか柑橘系のアロマオイルとかいいかしれません」と。オレンジといえばバレンシアよね〜笑  私も過去世でバレンシアにいたんですね。彼女みたいに、何かから一線を置いてひとりで一息ついている過去ですね。

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