本という存在はありがたいです。私が個人セッションの中では伝えきれない膨大な情報を、分かりやすく書いてくれてるから。私の理解がまだ足りないところを補ってくれるから。
「行間を読む」ことを楽しめる本て沢山ありますよね。その文字にされていない「空くう」の部分に、言葉を超えた真理がある。
本日はトラウマ解消、DNA, オーラ リーディング、と3名の方をセッションさせていただきました。
「私は何のために生きてるのか。何を目指して生きているのかを、肉体レベルの私に伝えて欲しい。まだ、スピリチュアルな成長が進んでいないから、私(ハイヤーセルフ)が伝えたいことを言葉にしても、納得はしないだろう。反発したりするかもしれない。でも、あなたにできる範囲でいいから伝えて欲しい」というメッセージがおりてきた。
よくあることですが。このリクエストがくると、やはり毎回不安になります。どれだけ思考レベルまで落とせるか、理解できなくても感じてもらえるか。そこは挑んでみないとわからない。
例えば、「どこに行けば彼女に出会えますか」という質問をメインで持ってきた方に、「いや、あなたに先ず必要なのは、小さい時にお父様から受けたあなたの才能を否定するような言葉を払拭し、お父様の未熟さを受け止め、許すことです」と言っても、ピンとこないのと同じです。
全ての魂が求めていることは、肉体レベルの自分に、地球という場所で、人間として、無条件の愛とは何なのかを体験し、理解して欲しいということです。その愛は、人からもらうことで気づくこともあるし、自ら発することで気づくこともあります。何百の本を読んでも、実体験には叶いません。想像を超える未知なるものは、実体験をするまでは理解が難しい。
本日のお客様には、アナスタシアを読むように伝えろと言われました。「6巻までね!でも、肉体レベルの私はそれを面倒だと思うだろうし、今は読まないかもしれない。でも、情報として与えておいて欲しい」とも言われました。
胃の調子の悪いという男性には、ヘルマン ヘッセのシッダールタが出てきました。このお客様のオーラを拝見していると、なかなかたくさんの障害を自ら設定して地球に降りてきたのがわかりました。自分で体験して学ぶ、という計画を立てているから、一筋縄にはいかないわけです。
シッダールタは、私も感動しましたよ。ヘッセは、これを書くまでに相当な修行を積んだことでしょう。一言一言に、誠実さと確信が溢れているから。
『知る必要のあることを
すべて自分で味わうのは、よいことだ』
『それは久しい前から知っていたが、
体験したのは今はじめてだった。
今自分はそれを知っている。
記憶で知るだけでなく、自分の目で、
心で、胃で知っている。
自分がそれを知ったのは、しあわせだ!』
というフレーズがシッダールタには出てくるそうです。偶然にもネットでたまたま出てきた!ほら、「胃」で感じるために読んでくださいね!(*☻-☻*)