本日、透視ヒーリング上級コースが終了。講師の私は何とか駆け抜けました、2ヶ月。そして、参加した生徒さんの中にも、そんな駆け抜けた感を味わっている人もいると思います!
人をリーディングする、ヒーリングする、とは、ヒーラーにとっても自己浄化と自己探求に他ならないのです。人は自分を写し出す鏡です。
上級コースの中では、生まれる前の記憶を辿るワークがあります。前回のクラスではうまく飛べなかった生徒さんで、今回は成功した方がいて、ビックリな結果を得て喜んでいました。
今回の人生で選んだ家族とはしっくりくることなく、ご両親とはご縁を切っているそうです。ご両親からの理不尽な対応、精神的肉体的な虐待。その環境から逃れる過程では、怒りが奮発力として働いただろうけれども、いざ離れ切ってしまうと、孤独と悲しみが湧いてきたことと思います。
「自分はこの世に存在していて良いのだろうか?」「自分の存在に意味はあるのだろうか?」
そんな疑問が、ヒョコッと心の奥から顔を覗かせる。
今回、彼女は生まれる前の記憶を取り戻すことに成功しました。魂存在として宇宙にいたころ、側に、宇宙時代の「パパとママ」がいたのがわかったそうです。パパとママの元を離れて地球に降りる!とせがんだのは何と自分自身だった、と。自分の意志で降りてきたことを思い出した。そして、いつでもあのパパとママのところに戻れるとわかり、納得する人生を築く力が湧いたそうです。
「いつも瞑想しているときに、2人誰かが自分のそばにいるのを感じていたけど、あれは、宇宙時代のパパとママだと今日わかりました!そして、今回の人生では、親から離れることが目的の1つだということがわかりました。これで、もう本当に後悔なく、前に進めます」と晴れやかな顔でした。
幽体離脱した時の感覚と似ているかも。肉体を離れて元の場所に戻ったら凄く楽なんです。サンスクリットでいうモクシャの状態。いつか、誰もが、その大いなる解放を経験します。早まる必要はありません。どんなに辛くても、最後は平等に解放は来ます。ですから、今の人生を自分の努力と勇気でより良いものに変えてください。
変えられます。超えられないものはありません。
何故なら、自ら望んでこの肉体を選んで降りてきてるのですから。学ぶために、今の両親を選んだのですから。
あなたの両親は、もしかしたら、あなたのなんらかの学びのために、嫌な役を買って出てくれてるのかもしれませんよ。