ここぞという時に人を変えるのは愛です。
年末に向けて、「愛」がテーマの個人セッションが増えました。セッションでなくとも、知り合いとの会話やメッセージのやり取りの中で、何度も「愛」というものを感じました。愛も色々ですが、特に家族やパートナーへの愛がテーマだったと思います。
「頑固で強情で、何をやってあげても新しいものや考え方を受け入れないから体を壊していく両親の体を良くしたい」「才能があるのに臆病だからすぐ諦めてしまうパートナーを励ましたい」とか。
「もう何度も話してきてるし、私ももう打つ手が思い浮かばないのですが、どうしたら良いのでしょう」というような相談が多かったです。人を変えることはできないから、自らを変えるしかない、ということをスピリチュアルな世界ではよく使います。
たしかに、それは一理あります。
例えどんなによい方法や物理的なモノを見つけたとしても、それを受け入れるか入れないかは相手の自由意志に判断を委ねるしかありません。時に、親切で伝えたことが誤解を招き、深く傷ついてしまう方もいます。
相手のために良かれと思ったのに理解されないことは人生の中で多々あります。まだそれを理解できなかったり、理解しようと思えなかったり、古い概念から抜け出せなかったり、そもそも他人を信用しなかったり。
それでもめげずに伝え続けたり、遠くから見守ったり、別の手を考え続ける健気な相談者の方を見ていると、私も溜息が止まりません。
本当の愛に気づけない人達。時間ばかりが過ぎて行く。現状は改善どころか悪化するばかり。
時には時間切れになることもあります。つまり、相手の肉体や精神が限界を超え、肉体を離れてしまいます。
命があるうちにしかできないことがある。死んでしまっては手遅れです。
宇宙は時に、どん底というか、限界直前の状態をわざと作ります。その時に諦めずに、「やはりやれるだけのことをやろう!」と100パーセント本気になったときに、潜在意識を超えた、顕在意識、つまり、魂意識に目覚めます。ハイヤーセルフと繋がる、宇宙意識と繋がる、という表現もできるかもしれない。
もう動かせない、と思っていた思い岩がグラリと動く。神の力でしか動かせない岩。助けがきます。頑固な考えを変えさせるような出来事が起こります。超常現象が起こるわけではないのです。テレビの何かのフレーズ、薬、音楽などで相手の考えや態度が柔軟になったり、病気だった人の検査結果の数値が変わったり、いろいろです。
動かしたのは「愛」の力です。私達はもともと「神の子」であり、分身ですから。タイミングと条件が合えば、奇跡が起こります。科学の世界では「組み合わせと角度とバランス」という言い方になります。
誰かのために本気で行動したら、解決策は見つかります。時に、相手には誤解されたまま終わるかもしれないけど、その人の人生や健康や精神状態を改善させるという目的は果たされます。
自分を大切にすることを諦めないことで、新しいパートナーに出会ったり、恋愛成就するケースもいくつか拝見しました。感無量です♡
自転車にまたがり、停止し続けるのは無理です。ジャンプしたり、前にこいでいれば、バランスを保てます。進み続けること、動くこと、現状に変化を起こし続けることで、必ず「いま」は変えられます。
2018年が皆様にとって更に素晴らしい年になりますように!