9歳の娘が、ここのところメソメソ夜泣きます。学校のお友達のことで悩みがあるんだとか。娘は男っぽい性格なので、女の子のごちゃごちゃした意地悪が苦手。昔の私と同じだわ〜
ママができることにも限界がありますよね。子供が子供たち同士で乗り越えて行くしかない。でも、暴言を吐かれる側は辛い。暴言を暴言だとまだあまり理解しないで使っている子もいますし。お互い様なところもありますし。
昨晩、「ねえ、ママもパパも、おじいちゃんもおばあちゃんも、みんないつか死ぬんだよね?」と。「寂しい」と。
「人は死んでも魂というのは生きてるんだよ。いつでも側に来るよ」と言ったところで、心は晴れるわけもなく。
「でも、普通に会いたい」と。
どうしたもんだか、と悩んでいたら、むしろ私の方が励まされる言葉を出してきました。
「人はいつか死ぬんだよね。仕方ない。だから、いま、1番大事なことに時間を使った方がいい。学校のお友達のことで悩むのは時間がもったいないね」と。
ママとしては、お友達との交流を諦めて欲しくないし、乗り越えて欲しいとすぐ不安が出るのですが、そこも超えてて、
「で、〇〇ちゃん達は私に良い経験をさせてくれてるの」と。
子供って凄い!
ほんと、その通り。良い経験だ、と捉えて、時間を割いても変わらないことには時間とエネルギーは消費しない、というスタンスはなかなか取りにくいものですが、歳を重ねるごとにその意味がわかるようになります。
良い人であること、頑張る人である美徳みたいなものは手放して良いのです。