未分類

働き方は生き方の「部分品」:「始まり」を生み出せなくなった日本

世界が大きな変動期を迎える中、日本人は日本人としてどう生きていけば幸せになれるのか。ヒーラーとして、指導者として、経営者として国内外を行き来しながら感じることをシリーズで書いてます。

生きるためには、お金が必要なわけで、きちんと経済的に自立して生きることを日本人は学ばないといけない。しかも、実践を通して。日本の学校ではお金について教えてくれません。私も、ヒーラー、講師という枠を超えた所でやるべきことを粛々と進めています。

さて、前回に引き続き、女性というものに焦点を当てて書きたいと思います。

皆さんの周りで、不妊治療をされている方、子宮に問題を抱えている女性は増えていませんか?

エネルギーやスピリチュアルの世界では、子宮は第1チャクラに深く関係する臓器と言われてます。医学的には、子宮はあらゆる臓器の中でも1番吸収率が高いのだとか。つまり、栄養素など、外から取り入れたものを保持する力が強い。

それもそのはずで、女性というのは生命を胎内で育み、産み出すという、人類の存続に欠かせない役割を持つ生き物なのです。

その子宮が、特に日本の女性の子宮が、私には泣いているように見えます。子宮は、栄養素や子供だけでなく、感情も吸収するんです。それをうまく解放できないと、気の流れが滞り、物理的な不調として現れたりします。

私の個人セッションでは、5年くらい前から、お子さんがなかなかできない、という不妊の悩みを抱えている女性が増えました。30代後半から40代半ばの方ですね。

専業主婦という方はほとんどいなくて、働いている女性ばかりです。昔のように、女性が家にこもることは減りましたね。家事も立派な仕事だと私は胸を張って言えます。でも、家事をしても、お金が入らないから、家事や育児の傍ら女性は会社や自営業で働くようになりましたね。専業主婦は楽だと思われがちですが、そんなことないですよね。

私も若い頃、専業主婦をアメリカで数ヶ月やりましたが、時間に自由があるように見えて、経済的、精神的な自由がないことに気づきました。「旦那さんに養ってもらう」というのは、実は不便なもんだな、と思いました。

社会で働き、経済力と社会的地位を持つことはパワーを与えてくれます。自信も自由も出てきます。しかし、男性とは元々体力も身体の機能も違います。男並みに働くことを要求される日本の社会で、多くの女性が疲れています。日本の男性の働き方が、そもそもおかしいと思います。働くために生まれてきたようなハードさ。

人生は、働いたり、人の期待に応えるのではなく、楽しむためにあるはずなのにね。

不妊のご相談をしてくる方のほとんどが、「仕事が大変」「会社から、妊婦はお荷物だと思われるから、心配」とか、中には「夜勤がある」などという方も。はたまた、「主人との夜の生活が辛い」など。

女の人は、ゼロから子供を授かり、育て、外に生み出し、生み出してもなお授乳し、何年も子供を育てるお仕事があります。

男性並みに働くことを要求されたり(かといって始めから男女で給料に差が今もある国だと最近知り、愕然としました 汗)、子供を妊娠することが義務のようになったり、この男性の子供を産みたいと思えない状況でも「結婚した相手がこの人だから」と心と反対の行動をするのですから、妊娠できない人が増えるのは何も不思議なことではないです。

もう一度考えてみて欲しいのです。全ての人に。

あなたはどこからきたのかな?

あなたの身体に栄養を分け与え、産み、オムツを替え、夜中に何度も起きて面倒をみて、仕事よりも何よりもあなたのことを最優先にしないといけない環境にいたのは誰かな?

全ての人に、もう一度、あなたを産んでくれたお母さんに感謝してほしい。

あなたの奥さんを、あなたを産んでくれたお母さんに重ねて見て欲しいのです。そうしたら、きっと、幸せな奥さんが増えますね。

日本に幸せなお母さんが増えたら、幸せな子供が増える。

悲しい女性が多ければ、悲しいお母さんが増えて、悲しい子供が増える。

そもそも、精神的に不安定なままでは、妊娠はしづらい。

皆さんはこの統計をご存知ですか?

2020年には、日本の女性の半分以上が50歳以上なのです。子供が生まれない国。産めない国になってしまったのです。

幸せな妊娠ができる女性、女性らしく生きることが可能な働き方ができる女性を増やしたいですね。

次回は、日本の男性というところに焦点をあてて書きたいと思います。

ーーーーーー

「部分品」とは、大好きなレオ・レオ二の書いた「ペツェッティーノ」からとってます。「ペツェッティーノ」に関しては、こちらをご覧ください http://www.asahi-net.or.jp/~uz4s-mrym/page/osusume/osusum299.html

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中