実家の引っ越しの時に大量に出てきた、20年以上前の母の作品。変色していたりして、処分するものもあったのですが、中にはいい感じに変色してるものもあったりして^_^
学校から家に帰ると、黙々と手仕事をしている母がいた。
オヤツを用意してくれたりした。
子供にオヤツを出すと、また黙々と作業。
私と弟は、母親の作業にそこまで関心はなかったけど、綺麗なものがお家の中に増えていくのが当たり前のことのように思っていた。
大人になって、自分が母親になってみると、仕事の合間にチョコチョコ手作業していると、娘が嬉しそうなのに気づいた。
近くに寄ってくることもあるけど、そうではなく、作業している私の横を素通りしたり、ソファーでゴロゴロしているだけなんだけど、あー、昔の私もこんなだったんだなって思う。
お母さんがお家にいて、何かやってる(そこは、何でもいいんだと思う)。
それだけで、子供は安心する。
その環境を自分が与えられていたこと、そして今もたまに娘に与えることができている。
感謝しないと。

豚革工芸なので、抵抗なくはないんですけど、考えてみれば牛革バッグ使っているから、そんなに変わらないかなぁ
冬にコートや帽子に着けてみよう。
ということで、捨てずに保管することにしました。