「紫の薔薇の人 〜貴方を理解するまで6年間かかりました〜」
美内すずえの「ガラスの仮面」。涙なしには読めないな〜 20年前の私には理解できなかった。6年前の私にも、多分1ヶ月前の私にも理解できなくて。。。。そうか、そういうことなんだって個人的にもらうメッセージも大きくて。。。。やっぱり昨日から読んでて正解なんだ。
ヤバイな〜赤のボルドー1本1人で開けちゃいそうだな〜 グビグビ〜(これもヤマダデンキのポイントでもらったボルドー6本セットのひとつ。イケます!)。いかん、明日はダンスのレッスンであった。。。
6年ほど前にお越し下さった女性のお客様がいて、その方とは今でもお付き合いはあるんですけど、その方のリーディング中にガラスの仮面の紫の人こと速水真澄が出てきたんですよ。
彼女のハイヤーセルフが伝えたいことはわかったのでお伝えはしていて、その解釈は間違っていませんでした。でも、私の中で、「この速水真澄の映像が私にも伝えたいことは今の私には理解できない」という感覚が強かったんです。
それが、ようやく今、20年ぶりにガラ面読んで、理解できるんです。学生時代の私の周りにも、ガラ面大好きな女子は沢山いました。なので、チラチラと読んでました。多分20巻くらいまでかな。その時は、「夢見がちな女の子向けの都合の良いセッティングの漫画」くらいにしかとらえてなくて、続きは読みませんでした。
しかーし、この数ヶ月で、何かガラ面のことが頭を過ぎりまして。。。漫画喫茶に行くより全巻購入の方が安いということに気づき、Amazonでポチッとしました。
美内先生、先生が本当に描きたかったのはマヤでもなく、あゆみでもなく、速水真澄の心の葛藤だったのでしょうか?金と名声と家柄では自分は満たされないこと、理屈を超えて人を好きになってしまうこと、それを手に入れるには今の生活環境もプライドも世間体も全てを投げ出さないといけないこと。真実の愛に気づくことが怖い、逃げたい、という恐怖。その恐怖は決して彼を逃さないということ。今の私にはどうしてもそう思えて仕方ない。速水真澄を見てると涙が止まらない。
マヤが彼の愛を理解し、憎しみを捨て、彼を許し受け入れるには成長する時間が必要です。それは、ベストなタイミングで起こること。大いなるものに身を委ねることを学ばなくてはいけません。現実社会を受け入れ力強く生きていかなくてはいけません。人生というドラマは舞台そのものです。マヤは、舞台と現実に差がないことをいつか知るんだろうと思います。演劇を逃げ場にはできない。速 紫の薔薇の人は、忍耐強く彼女の成長を待たないといけないし、どうしても拭いきれない心の中の真実を受け入れないといけない。Surrender…. 「降伏」です。それは、彼の生活や人生を一変させることになります。昔の私にはそれがわからなかった。
ただいま18巻。速水真澄が全てを捨てて家出するのが49巻。速水真澄も、長い時間を必要とするのですね。
美内すずえは、始めからツインソウルという壮大なテーマに取り組んでいた。