とぼとぼと夜の町を徘徊したのは、まだ中学生だったころ。
「いい子」だったから「悪いこと」はしないで、お酒も飲まず、
ただただ渋谷や表参道の町をひとりで歩いて、
23:00には家に帰っていたけどね。
あのころは、なんで自分が生きているのかわからなかった。
何のために生きているのかわからなかった。
生きてるのが辛かった。
学校で受けるいじめがやだった。
なんで私の机に「死ね」って書かれるのかわからなかった。
わたし、そんなに悪いことしてないはずなのに。。。。
先生もかばってくれなかった。
綺麗な女子生徒には男性の先生は強く出られないんだな〜 って知った。
私のこと守ってくれないのは、理解してくれないのは、私が綺麗じゃないから、
愛想がなくて、人懐っこくなくて、眼鏡かけてて色気ないから、って思ってた。
消えたい と思った。でも、自殺する勇気はなかった。まだ死にたくはなかった。
夜の町の黄色い光は綺麗で、あたたかくて、ミステリアスで、魅力があった。
目に見えない何かと繋がっている気がした。
そんなときは、誰もいらなかった。自分と地球があればいいと思った。
誰かにいじめられても、嫌われても、裏切られても、心の底から怒ることができなかった わたし。
あきらめていた わたし。どうせ、わたし、こんなだもん、仕方ない、って思ってた。
自分で自分のことを高く評価してあげてなかったからだね。
なんて悲しいことだろう。
もしも自分に自信があったら、人になんと言われようが、足が太かろうが、ブスだろうが、貧乏だろうが、失業しようが
ははは って笑い飛ばせるんだよね、人間って。
そういう生き物なんだけどね、本当はね。うん、今ではわかるよ。
いつ どこで 何が原因で そんな風に自己評価を下げてしまったのだろう。
弟が産まれてからかな。うん、きっとそれは大きな要因のひとつであることに間違いない。
可愛くて、愛嬌があって、明るくて、人気者の弟。
父と母は、ひっこみじあんで、すぐにふてくされる私と弟をよく比較した。
だから、弟はかわいかったけど 憎たらしかった。
かなわないんだなって思ってしまった。
比較だね。ジャッジだね。
だけど、勉強は頑張ったよ。成績も良かったよ。いい大学行って、良い所に就職したよ。
人に羨ましがられる生活だったよ。
だけど、自分に自信がないと、どんなに表面を飾っても、満足じゃないんだ。
自分で自分を好きにならないと。好きなはずなんだからね。
自信がないくせに、今回、私の魂は、人前に出て行くために地球に降りてきた。
最近、そう感じるんだ。
だから、自信がないくせに踊って舞台に立ったり、人前で話すことが多い仕事をやっているんだと思う。
人前に出るのが怖いくせに、やっぱり出て行っちゃうんだ 笑
もう踊りは辞めよう、この業界は肌に合わないって終わりにしようと思うようなことがあると
必ず神様が舞台に立つように話を持ってくるんだよね。
そうやって、こうして今も踊ってる。踊らされてる。
下手とか上手とか、どうやら関係ないみたいだよ。
伝えることが私の仕事なんだって。
こうやって、今も、まだ肉体を離れずにいる。
生きている。生きることをあきらめてない。
自分とちゃんと向き合ってるよ。
わたし、自分のこと嫌いじゃなくなったよ。
それだけで偉い!自分偉い!
夜の静かな町はいいよ。
さまようのもいいもんだよ。
かならず夜明けは来るからね。
今日と違う明日があって
今日と違う自分がいて
でもやっぱり、同じ自分がいるんだよ。
乗り越えられないものなんてない。
どんなに苦しくても、明るい希望が持てないような気がしても、
絶対にいつか乗り越えられるんだ。
目の前の現実がグチャグチャにみえても、
「うん、これでも大丈夫。わたしは生きているし、これからも生きていける。」
って思えてたらOKだよ。そう確信できたらいいんだよ。
それがゴールなんじゃないかな。
