どうしても、人のプライベートな生活や仕事、収入を知りたくてたまらない種族はどこにでもいるものだ。
そういう人に付きまとわれた時は、上手くかわすか、公開するしかない、と思っている。自分と人を比較する段階にいる方々だから仕方ないかな、と思う。
人のことを知ってどうするんだろう?結局のところ、数字で人をジャッジするだけなんだろう。浅はかだ。
特にアーティストとしての顔を出しているときには、ズケズケと人のプライベート エリアに入ってくる人が多い。アートも人も理解できない人種なんだと私は捉えているので傷つくことはない。もうこれはインド時代から慣れていることなんだ。アーティストとしてどうやって生計を立てているのか、どのようなコネで舞台に立つ機会を得ているのか、パトロンがいるのか、はたまた他の仕事で稼いでいるのか。
人間臭い、いい質問といえばそうかもしれない。
私の中でハッキリしていることがある。私は、私がやっているアートを単なるお金儲けや生計を立てるためのビジネスにはしないということだ。特にインド舞踊はスピリチュアル側面が強い。かといって、インド人や、その踊りに関わっているアーティストが霊的な成長の道を積極的に進んでいるとは思わない。スピリチュアルなアートをしていなくても、自己をみつめ、謙虚に成長を続けている人は五万といるのだ。
ただ、踊りやインド業界の俗っぽい所にハマりたくはない。私の中で、それはもう過ぎたことなのだ。そこにいることをやめたのだ。私が求めているものは、表面的なごまかしの世界ではないのだ。きらびやかな誤魔化し、スピリチュアルな部分をビジネスとして利用した経営や生徒集め、中途半端な理解で進めていくことを自分に許可し続ける、偽りの仲良しこよし…. 正直、そういうのに疲れたのだ。側から見ていて本当に吐き気をもよおすこともあった。出番直前の舞台袖でワザワザプライベートなことを他の人に聞こえるように言われたり、まー、色々されましたわね。
廣光恵さんを批判したくて、気になって仕方ないファンだということですね (o^^o) 笑
人は騙せても、自分は騙せないものですよ。自分がどんなレベルのアーティストであろうが関係なくて、自分に恥ずかしくない自分であろうと努力するツールとしてアートは活用してみるのはどうだろうか?人は貴方の技術や舞台経験数や生徒数やスタジオの大きさにしか興味がないかもしれないけれど、それはそれでいい。その人たちが求めているのはそこなんだからね。じゃ、貴方はどこなの?ってことですよね。
雑音がうるさければ、耳栓してそこに留まるも良いし、抜けてもいいと思う。今の貴方には合わない場所なのよ。
私は人をお金や地位や人生の色んなイベントでジャッジすることを辞めたいと思ってるし、そういうことに表面的な興味はないし、今の自分を誇りに思ってるので、私の表面的なことが気になる人たちは、遠回しではなく、”年収はいくらなんですか?”, “仕事がどれだけあるのか手帳みせてください” ,”パートナーはどんな人ですか?お子さんは?”とハッキリ聞いていただこうか。人の目を見てそう発言することに貴方が葛藤を覚えないのであるなら、そう質問したらいいと思う。
そうでなければ、やめておいた方がいいかもしれない。多分貴方より多くの税金を払っているだろうし、素敵なパートナーと子供に恵まれたし、これから更に幸せになるだろうから、貴方のつまらない自尊心を満たす結果には繋がらないだろう。貴方のビジネスの手伝いをすることにも、はたまたビジネスパートナーになることもないだろう。つまり、何の蜜も得られません、ということです。下手な愛想振りまいても無駄です。貴方にふさわしい他のお花を探してください。