お母さんが愛おしそうに赤ちゃんを抱っこしてる幸せそうな写真。家族揃って子供の七五三のお祝いをしている写真。パパ、ママ、お姉ちゃん、弟のニコニコ笑った家族の旅行写真。
まるでそれが、押し付けられた正しい家族像のように見えるのはきっと私だけではないと思います。
オーラのリーディングのセッションでも、身体の不調のヒーリングのセッションでも、DNAの修正とアクティベーションでもヒプノセラピーでも、どんなセッションでも必ず出てくるのは親子というテーマ。リーディングでもヒプノセラピーでも、見えにくいのが親との関係。見るのが怖いから。
親の言動に傷つかなかった人なんていない。意識の上には出てこなくても、人間の深い潜在意識は全ての記憶を持っています。父親から受けた言葉の暴力。時には性的虐待も。辛いから忘れたことにしてしまう。でも、事実は事実。それを受け入れるのが辛くて、蓋をしてしまう。
生まれる前に母親に自分の存在を否定されたことを覚えていることも。私の胎内記憶では、父親が、私が母親のお腹の中にいるときから、”お前は認めない。お前は俺には勝てない。勝つな”という激しい競争心を持っていたシーンがあります。親に限らず、多くの人に邪魔をされる人生になることをわかっていました。産まれるのが辛くて、辛くて。でも、生まれることを決めてきたんです。それらの記憶が蘇ったのは、やはり意識して自分のスピリチャルな能力を上げるようにしてからです。
親だからといって、必ずしも子供を愛したり可愛がれるとは限りません。いや、むしろ逆ではないかな?と思うくらい、親の愛情に飢えている人が多いと個人的には思います。
どうして自分を可愛がってくれない親を選んで産まれてくるのか?
それは、地球という場所における家族というものがどういうものなのかを体験するためだと私は思うのです。結婚したからといって必ずしも男女が本当に愛し合っているとは限りません。あなたのおじいさん、おばあさんの時代はお見合い結婚が主流。親が決めたのだから、親族のため、と言って結婚して子供を設ける。子孫繁栄、お家を守るため←お家や財産を守ることに執着する習慣があるのが地球。愛をよく知らないまま子供を産むんですもの。その子を愛せるなんて保証はないと思います。
そう、だから、親子だからといって必ずしも愛せるものじゃない。そういう所なのよ、この地球。それを見に来てるのです。親に可愛がられなかった、今でも辛くあたられる。当然悲しいけど、そんなもんなんだ、と思うと気が楽になります。子供を可愛がれない親御さんにしても一緒。幸せ家族のフリはやめて、現実をまず受け入れましょう。そこから、できる限りの責任を果たせばいい。親離れ、子離れが早くても良いと思います。