思えば、インドに行ったのは、農業とか林業とか、農村開発、貧困削減という現場で経験を積むためでした。
でも、それら全てが、変化と成果を得るまで何年もかかるものなんです。1年2年で結果を出せるものじゃない。よそ者が、言語も文化も全く違う他の土地に行くと、まずは現地の習慣に慣れるだけで数年経ってしまいます。
あの時の私は焦りと不安で一杯でした。アメリカのシンクタンクでの正社員という恵まれた待遇を捨て、ボランティアに近い形で行ったわけですから、キャリア アップのためには早く結果を出さないといけないと思ってました。
若かったですねー
いや、今は実はあの頃より若いと思ってますけどね。
10年という歳月の中で、何かを自分には付け足すのではなく、不要なものを切り捨てていくという考えが浸透してきたから。
同時に、やりたいことは益々増えるんですよね。いらないものを捨てる。〇〇しないといけない、ねばならない、こうこうあるべき、という概念を捨てると、空っぽになるのとは逆で、本当にやりたいと思えることがわかるんです。
だから、今は時間が足りません。広く、浅くでいいから、いろんな事を学びたいし、体験したい。「深く極めないといけない」というかなりがっつり自分につけていたプログラミングも外しましたから。
「奇跡のリンゴ」が目にとまり、一気に読みました。インドの農村の光景がよみがえりました。娘のハルピーに、「ママ、私のお土産のあのリンゴのハンカチ使ってる?」と指摘されたのが2日前 汗
気づいたら、シンクロしてましたよ 笑
「百姓は百の仕事という意味なんだよ。百の仕事に通じてなければ、百姓は務まらないのさ」という、木村さんのお言葉に、心を打たれました。浅く、広くでいいから、多くの事を体験することで、人も木も野菜も育てられる。
本日のお客さまに、美味しいお菓子いただきました。ドイツのお菓子。美味しいお菓子に欠かせない材料。それらも、木村さんのように心を込めて仕事をしている方のおかげで手に入るんですよね。
世界から、危険な農薬がなるべく早く無くなりますように。
