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私の中の四元素(1)

2022年3月に開講する透視コース卒業生向けの短期コース、シュタイナー4つの気質と4元素を考察する:自己考察とシンボルの作成、に向けて、私が四元素(風 土 火 水)を自分なりに理解して役立ったなぁ、ということを数回にわけて書いていきます。皆さんの「すき間」時間にお読みいただけると嬉しいです。かなり「徒然なるままに」書いていきますので、とりとめのないものになるかもしれないけど。。。。
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世界を分析したくなるのは、人間の本能なのかなあ、と思います。毎日忙しくしていると、目の前のことしか見えなくて、自分の置かれている世界の全体像をとらえにくくなります。

子育てをしているお母さん、わかると思うのです。掃除、洗濯、子供のお弁当作り、ケガした子供の通院の付き添い、保育園や学校から持ち帰られるプリントや手紙のチェックに返信、朝子供を起こしたり、夜はお風呂に入れて寝かしつける。もう、自分のことに目を向けたり、道端の花から季節の微細な変化を感じたり、本を読んで感動したり、なんてことはできないですよね。

でも、生活の中に時間的そして物理的な「すき間」「空間」ができると、生きている意味とか世界の美しさとか、自分や他者とのご縁などに目がいくのです。個人的な意見ですが、私は、人間というのは元来「全体」の中にいる自分を無意識で分析する動物だと思うんです。別の言い方をすれば、自分と自分を取り巻く世界との関係性を知りたくなる、ということかな。

そういうすき間時間で哲学的なことを考える時間ができると、頭や精神の整理ができます。PARAMITAの個人セッションや講座を取ってくださる方には、特にそういう時間を大切にする方が多い気がします。意識的に時間を作り出すんですね。

私が何年もやってきたことは、積極的にすき間時間を作ること、自己分析をすること、親との関係性を分析したりカルマを解消することでした。親とのことが随分と楽になったあとで出てきたのが、娘を理解するという課題でした。

子供を育てるために費やす労力、時間、お金というのは計り知れません。親からすると、こんなに頑張って子育てしているのに上手くいかない(ように見えたり、周りからそう批判される)ことが山盛りだったりします。現代社会での子供に求められる言動や能力があまりにも非人間的なものであるがゆえに、昨今では子育てに異常に苦労する親御さんが増えた気もします。案外子供ってすくすく育つものなんです。なのに、学校や社会に求められる型に子供をはめることをメディアや学校で押し付けられるので親も迷走してしまうのです。とっても健全な精神を持っている多くの子がADHDだ学習障害だ、知的障がい者だのと間違って評価されている気がしてなりません。

あのね、人間なんて、もともと不思議な生き物なんだよ。みんな違って、みんないい。

瞑想、ヒーリング、透視、エネルギーワーク、芸術などをずっとやってきた私は、一般の日本人よりも世界と自分の関係性や世界の中で生きている自分を見つめてきたと思いますが、世界そのものを広げてくれたのは、私と真逆の気質を持つ娘の存在でした。彼女を理解するために勉強したのがシュタイナーの気質でした。そして、それが、自分がスクールで教えてきた四つの元素と関わっていることがわかりました。フォルメンをやったり、思考で気質を分析する中で、自分を構成する気質や元素をもっと理論的に落とし込めた気がします。

娘が持っている元素や気質の比率は、私のそれとはずいぶん違うことを理解したとき、自分が今まで感じることができなかった世界が見えてきたのです。自分が母親であること、そして真逆の気質と元素を多く持つ娘を得たことが人生の宝だとわかりました。依頼、すき間時間を今までより多く作るように努めています。それが、自分の人生を本当に豊かにしてくれると身体が覚えたのだと思います。

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